街のオアシス、それは人が集う憩いの空間
三栄堂で展開するのは、「ブーランジェリー」「バル」「パティスリー」「カフェレストラン」と食に紐づくサービス。
美味しいものを提供するのは勿論のこと、訪れた人が安らぐ場所。それを作るのが私たちの仕事です。では、人が安らぐ場所とは一体何なのか?その答えを真剣に追い求め、出した結論が「お店そのものの環境、そしてお店を支えるスタッフたちが作り出す空気。」です。
「いってらっしゃい。」と「おかえりなさい。」
日常に馴染む「いつもの」存在になること。
「いってきます。」「ただいま。」誰しもに訪れる一日で、何人にこの言葉を発するでしょうか?何気ない一言ですが、何だか心温まる。それはきっと身近な人に送る言葉だから。
私たちとお客様は決して家族でも恋人でもない。だけど、心がどこかで繋がっている。そう思うからこそ、笑顔で言葉を紡ぎます。
お客様を応援し、お客様を励まし、お客様を元気付け、お客様を労わる。
人と人とが生きていく上での「当たり前」を私たちは、「当たり前」に行う。そうやって築いた関係値は、「当たり前」のように積み上がり、いつの間にかかけがえのないものになる。
徹底的に考え抜いて、工夫を加えて、また考える。
最上の空間を目指して止むことのない努力を重ねる。
「居心地のいい空間ってどんなところだろう。」「最近すごく満足したお店ってどんなだっけ?」
自分自身が体験した、良かったこと・感動したこと・満足したこと。相手を考える前に自分について深掘りしてみる。そんな体験と心の動きを自分たちだったらどうやって演出することができるだろう。
受け取り方はひとそれぞれ違う。そんなことはみんなが知っている。だけど、より良いサービスのヒントは自分自身にある。私たちはそう思います。
だから、個々の導き出した答えが正解でも間違いでも、トライ&エラーを繰り返して徐々に上方修正させる。終わりのない挑戦が私たちの仕事です。